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富士山を臨むホスピス [つれづれ…]

ホールからの富士山.jpg
日本人にとって、富士山はやっぱり特別ですよね…。
こんなにくっきり鮮やかな富士山を目の当たりにしたら、
思わず息を飲みつつも、清々しさと安らぎを感じてしまいます。
月並みな言葉で言うと、手を合わせたくなっちゃいます(笑)。

「ようやく…」というか、「今更ながら…」というか、
今年最初のブログとなりますが(笑)、
今日はホスピスについて語ろうと思います。

実は、先週ホスピスに視察に行ってきました。
このホスピスは、日本でも記念碑的な存在のホスピスです。
日本初の独立型のホスピスである「ピースハウスホスピス」です。
最寄りは小田急線の秦野(神奈川県)駅になります。
もしくは、JR東海道線の二宮駅となります。
僕は思わずロマンスカーで行っちゃいました。

大部分のホスピスは、病院内に一フロアを占めていて、
「緩和ケア病棟」って呼ばれていますよね。
つまり、院内型のホスピスとなりますが、
ここは日本で6つしかないホスピスのみの施設なのです。
それも、日本最初の独立型ホスピス(1993年開設)なのです。
まさに現代ホスピスの先駆的存在であるイギリスの
セントクリストファー・ホスピスの精神を体現していますね。

ずっと訪れたいと思っていたのですが、
ようやく先週に願いが叶いました。

正面.jpg
正面玄関はこんな感じです。
とっても落ち着いた雰囲気で、
こんな中で最期のときを過ごせたら素敵だなぁ…と思えました。

中庭.jpg
中庭にも緑がふんだんに配置されていて、
心癒されます…。
終末期のがんは不治のものですが、
がんと共に歩むにはこんな場所が必要なのかもしれません。

ちなみに、冒頭の富士山の画像は、
このホスピスの部屋から写したものなんです。
昨年にお亡くなりになった日野原重明先生が、
「富士山の見える場所にホスピスを…」ということで、
実現したホスピスがここなのです。
現在の正式名称は、「日野原記念ピースハウス病院」と言います。

個室.jpg
個室はこんな感じ。
差額ベッド代は18000円とお高めですが、
余裕があるならば、最期のひとときはゆったりと過ごしたいですね。
ちなみに、一般の部屋は3人部屋となっています。

ここから少し知識的なことを記しましょう。
現在、ホスピス(緩和ケア病棟)に入所できるのは、
がんとエイズの二疾病となっています。
これは、医療保険が適用されるという意味です。
一日の費用は、入院費や治療費すべてコミコミで、
約5万円となります。もちろん、これに保険が適用されますし、
高額療養費の手続きをすれば、上限を越えると返還されます。
ただし、差額ベッド代や食事代などは別途必要です。

共有スペース.jpg
こんな共有スペースもあり、
入所者同士でいろいろとレクリエーションが行われています。


なんだか俗世を離れたような場所という感じもしましたが、
最期を迎えるという一期一会の特別なひとときを過ごす場所と
考えるならば、こんな場所が適しているかなぁ…とも思いました。

今年最初のブログがホスピスの話題でしたが、
1年の最初だからこそ終わりをしっかりと見つめるということも
大切なのかな…とも思った次第です。

「死を見つめることは、生を見つめること」という言葉は、
日野原先生の言葉です。
105歳まで生と死を見つめ続けた先生ならではの説得力です。

 
今年は地に足をつけて、
しっかりと「いのち」と向き合っていきたいと思ってます。

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